こんばんは!
昨日、車のドアハンドルが折れ、助手席から乗り込んでいる中桐です(笑)
さて、今日は空調塾について!と言いたいところですが…(溜まっているので近いうちに連続で書きます!)
先日開催した「PH(パッシブハウス)で学ぼう」Vol.10のことを書いておこうと思います。
【こどもとお金―世界のお金フェス―】と題し、親子で「お金」について学ぶ回。
早いもので、この取り組みも今回で節目の10回目となりました!
世界のお金から、社会の仕組みを考える
これまでも何度か取り上げてきた「こどもとお金」のテーマ。
今回は少し趣向を変えて、世界各国の本物のお金を見たり、為替の変化を体験するゲームをしたり、自分たちで新しいお金をデザインしたりしながら学びました。


「お金の勉強」と聞くと、貯金や投資、お金を増やす方法をイメージするかもしれません。
もちろん、それも大切なことです。
ただ、今回こどもたちに知ってもらいたかったのは、その前にある「そもそも、お金とは何だろう?」ということ。
「なんで国によって使われているお金が違うの?」
「同じ金額でも、国によって買えるものが違うのはなんで?」
「お金の価値は、なんで日々変わるの?」
こんな感じで、なんで?が生まれれば、普段当たり前のように使っているお金と世界とのつながりが少し自分ごととして見えてきます。それが狙いです。
本物の世界のお札を見てみよう
まずは、世界各国で実際に使われているお札を見てもらいました。
大きさや色、描かれている人物や建物、生き物など、日本のお札とはかなり違います。


「この人は誰?」
「どうして動物が描かれている?」
「数字は大きいけど、日本円ではいくら?」
そんな疑問を持ちながら見ていくと、一枚のお札から、その国が大切にしているものや歴史、文化に触れられます。

想像よりも多くの国のお金を、子供たちが見やすいように一枚ずつシートにまとめてくれた岸本さん、ありがとうございます。本当に素敵な教材だと思います。

約30カ国ぐらいはあったと思います。
普段こんなに海外のお金をまとめて手に取る機会はないので、私も興味津々で手に取って見ていました(笑)
写真や画面で見るだけでなく、本物に触れながら、それぞれの違いを見比べてもらえたことも、よい経験になったのではないかと思います。

UVライトを当てたり、透かして見たりと、それだけでも楽しそうにしていて、もっとたくさんの子供たちに来てもらいたかったなぁ…と宣伝・認知不足を痛感しております。
12月にもう一回、同じ内容で開催しようかなと思っているくらい良かったと感じています。
やっぱリアルがいいですね!
自分たちなら、どんなお金をつくる?
そして次に、後で為替ゲームに使う自分の国のオリジナル通貨をデザインしてもらいました。
「自分たちの国や地域のお金をつくるなら、何を書く?」
そう考えることは、自分が大切にしたいものや、未来に遺したいものを考えることにもつながります。
少しご紹介。


かわいいですよね(笑)
それぞれの発想が表れていて、見ているこちらも楽しませてもらいました。
さすが、こどもです!頭が柔らかい。
実際のお札にも、その国を象徴する人物や自然、歴史、文化が描かれていますね。
為替ゲームで、お金の価値を体験
続いて行ったのが、為替を体験するゲーム。
「円安」「円高」という言葉はニュースなどでよく耳にしますが、大人でも少し分かりにくいものです。
そこで今回は、説明を聞くだけではなく、実際にお金をリンゴと交換しながら、為替によって買えるものや払う金額が変わることを体験してもらいました。

同じものを買う場合でも、お金の価値が変わると必要な金額も変わります。
海外から物を買うとき。
反対に、日本の物を海外へ売るとき。
何かトラブルがあったときや、反対にメチャクチャSNS等でバズッた時。等々

ゲームを通じて、その仕組みを少しでも身近に感じてもらえていたら嬉しく思います。
それは今この瞬間でなくても、「なんかあの時あそこでそんなこと言ってたな」とか「あっ、聞いたことある」ってなれば、きっとその時点で、違う一歩が踏み出せていると思います。
学校だけでは学びきれないこと
お金は、生きていくうえで誰もが必ず関わるものです。
しかし、私自身もそうでしたが、学校でお金について体系的に学んだ記憶はほとんどありません。
今は少しあるのでしょうか…。

大人になり、働き始め、住宅ローンを組み、保険や税金、資産形成・運用などに直面してから、初めて知ることも少なくありません。
ただ、その時になって急に「自分で判断してください」と言われても、難しいのが現実です。
だからこそ、子供の頃からお金に触れ、疑問を持ち、自分で考えるきっかけをつくることが大切だと思っています。
「世界にはいろいろなお金があるんだ」
「お金の価値はずっと同じではないんだ」
「お金って、社会とつながっているんだ」
「なんかよく分からないけど面白かった」
そのくらいで十分です。
今回の経験が、これから何かを考えるときの小さな種になってくれれば、本当に嬉しく思います。
10回続けて見えてきたもの
「PHで学ぼう」シリーズを始めたとき、人が集まらなくても途中でやめず、まずは続けてみようと決めました。
テーマとして掲げたのは、「住まい」「教育」「お金」「健康」「環境」の暮らしに関わる、この5つです。
見学会の時だけではなく、より多くの方に日常的にGMZへ来てもらい、欧州では当たり前に建てられているこのパッシブハウスの快適性や空気感を感じてもらいたい。
そして、家のことだけに限らず、これからの暮らしに役立つ学びや、人と人がつながる場をつくりたい。
そんな思いで始めた取り組みが、今回で10回目。
10回続けたからといって、何か大きな成果が出たわけではありません。
参加者が多かった回もあれば、思うように集まらなかった回もあります。
告知の方法や日程、内容など、毎回反省することばかりです。
それでも、少しずつ「次は何をするの?」と声をかけていただいたり、初めての方が参加してくださったり、以前参加された方がまた足を運んでくださったりするようになりました。
一つ一つは小さな点かもしれません。
ただ、その点が少しずつつながり始めているようにも感じています。
地域工務店の仕事は、家を建てることだけではないと思っています。
よりよい未来の為に、地域に根付く企業として私たちに何ができるのか。
住まいを通じて多くの方と長く関わり、その先にある暮らしや未来を一緒に考えていくことも、これからの地域工務店に求められる役割ではないかと。
本気でそう思っています。
次の10回へ
まずは一つの節目となるVol.10を無事に終えることができました。
参加してくださった皆さま、開催にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
10回は一つの区切りですが、ここで終わりではありません。
次の11回目、そしてその先へ。
規模は小さくても、これからも地道に続けていきたいと思います。
ということで、早速ですが次回Vol.11は「防災・減災」をテーマに開催します。
災害が比較的少ない岡山。これに油断することなく備えておかなければなりません。

地震はもちろん、最近の異常気象による豪雨等の水害。
これからの暮らしのヒント、防災意識のキッカケになればと思います。
詳細はこちらより。
ぜひお気軽にご参加ください。
今後とも【PH(パッシブハウス)で学ぼう】を、どうぞよろしくお願いいたします!
それでは、もう夜ですが素敵な一日を!