PLANNING モダンデザインと庭
DESIGN CONCEPT 「時と共に生きる家」
時感に寄り添い、体感をデザインし、情感を建築する。私たちが家づくりの設計と向き合う中で一番大切にしていることです。ただ心地よい空間ではなく、心も身体も心地よいと感じていただけるように、私たちなりの住まいのデザインコードがあります。
NEW MODERN 心と身体の心地よさをつくる新しいモダン建築
建築の奥深さは、建てる人・住まう人を魅了します。モダニズムを基にした美しい意匠性と、心と身体の健やかさや快適という心地よさを生み出す性能や環境設計。日本にまだない新たな価値観を私たちは注文住宅・リノベーションでご提供いたします。
モダニズムという考え
シンプルでいて、機能的であること
モダニズム・モダン建築は、ル・コルビュジェやバウハウスで有名で、シンプルでおしゃれな印象を持たれる方が多いかと思います。その本質は、形状がシンプルかついつの時代でも機能的であること。直線的なデザインが印象で、造り込まれた装飾で飾るのではなく、10年後50年後でも古びて見えないシンプルな意匠でまとめる。そして、合理的な間取りと暮らしのステージに合わせた家具配置で暮らしを柔軟に変えていくことができます。また、外と中をつなぐ窓・ガラスを大胆に用いて自然を取り込みます。
情緒あるモダニズムという一線を画す新しいデザイン性を
私たちが提唱するGREEN MODERNでは、直線的で整理された構成は維持し、素材の表情、光の陰影、風や緑の存在によって空間に奥行きを与え、均一で無機質な空間ではなく、朝と夕方、季節の移ろいによって異なる表情を見せる住まいを前提に設計します。さらに、素材面ではガラス・石材・鉄といったスタンダードな素材だけでなく、モダニズム建築ではあまり見ない木や土、石といった日本人に馴染む自然素材を適切に用い、人の感覚や自然の変化に寄り添う「情緒」を建築に取り戻すことを大切にしています。
庭の木々と時のゆらぎ
開くと閉じるを上手に
私たちの設計では、ただ大きく開くことや、閉じて守ることを良しとはしていません。切にしているのは、開く部分と閉じる部分を意図的に使い分けることです。光や風、景色を取り込みたい場所はしっかりと開き、視線や音、外部からの干渉を抑えたい場所は適度に閉じる。そのメリハリが、住まい全体の心地よさをつくります。全てをガラスで覆う開放的な空間は一見魅力的ですが、常に落ち着くとは限りません。だからこそ、窓の大きさや位置、壁の厚みや抜けのつくり方によって、外と内の関係性を丁寧に調整します。開くことで自然とつながり、閉じることで自分たちの居場所が守られる。その両立があってこそ、住まいは日常に馴染んでいきます。
緑豊かな庭が居場所となる家に
GREEN MODERNは、家の中に自然を持ち込むのではなく、自然のそばに暮らしを置くという感覚を大切にしています。モダニズム建築は環境を重視しますが、日本の住まいは庭を作ることで環境を生み出しています。その日本の庭が持つ曖昧さやゆらぎは、整いすぎないからこそ心地よいものです。直線的で静かな建築の中に、緑の有機的な動きが入り込むことで空間はやわらかさを帯びます。家にいながら外にいるような感覚。外にいながら守られているような安心感。その間にある場所が「庭」という居場所です。私たちが目指すのは家の広さや豪華さではなく、緑がそばにあって自然とそこに居たくなる時間が増えていくこと。そんな何気ない豊かさを、住まいの中心に据えています。
時間を超えて、次の世代に手渡せる価値を遺すこと。そのために、素材の選び方には明確な意志があります。岡山の木や石や染料といった自然素材、これらは使い込まれることで風合いを増していく自然素材ならではの良さと、地域のものを循環させるという想いを込めて使っています。一方で、GREEN MODERNは自然素材だけに固執するブランドではありません。新建材であっても、製造から廃棄までを見据え、リサイクルやアップサイクルが可能なもの、長く使い続けられる耐久性や更新性を持つ素材は積極的に採用します。
見た目の新しさや流行ではなく、時間軸で見て負担の少ない選択かどうか。それが判断基準です。住まいは、建てた瞬間から少しずつ未来へ進んでいきます。
だからこそ、今の暮らしに合うだけでなく、10年後、30年後、さらにその先でも受け止められる素材であることが重要になります。手を入れながら使い続けられること、役割を変えながら生き続けられること。それが、GREEN MODERN の考える持続性です。
遺すための素材
岡山県産 木材
岡山県産 万成石
岡山県産 塗料
不織布クロス
高耐久な金属
エコ床材
世界基準の塗壁
長寿命なカーペット
モダニズムと時のゆらぎ、そして遺すための素材、これらを調和させるには設計という技術=プランニング方法が大切です。私たちの設計は、図面を描く作業ではなく、環境を読み解くことから始まります。敷地の向きや高低差、光の入り方、風の流れ、周囲の景色や音。その土地がもともと持っている性質を丁寧に捉え、どこを活かし、どこを抑えるべきかを判断していきます。その上で重ねるのが、お客様一人ひとりの理想の暮らしです。日常の過ごし方、家族の距離感、庭との関わり方、これから先の時間の使い方。環境条件と暮らしのイメージをすり合わせながら、開く場所と閉じる場所、内と外の関係、素材の選択までを一貫した流れとして組み立てていきます。
設計とは、正解を当てはめることではありません。その土地、その家族、その時間軸にとって最も無理のない答えを見つけ出すプロセスです。だからこそ、建築・庭・素材・環境が分断されることなく、一つの住まいとして自然に結びついていきます。
情景を遺すとは
情景を遺すという設計
私たちの設計では、建物が約50〜60%、外部環境や庭、借景を含む景色が40〜50%を占めると捉えています。室内の居心地は壁や天井だけで決まるものではなく、どんな景色と向き合い、どんな光や緑を感じるかによって大きく変わるからです。そのため、窓は単なる開口部ではありません。周囲の環境や暮らし方を踏まえ、日照・日射角・眩しさ・熱取得をシミュレーションで検証し、感覚に頼らず最適化します。明るさや大きさではなく、時間帯や季節ごとの心地よさを基準に判断します。
外と中をつなぐのは、透明感の高い窓。境界を感じさせない視線の抜けが、庭や空、木々の動きを室内に取り込みます。室内にいながら外の変化を自然に感じられること。それが居心地の質を高めます。GREEN MODERNが目指すのは、空間の印象が暮らしの記憶と結びつき、遺り続ける住まいです。
IDEA GREEN MODERNの基本となる考え
家づくりもその先に広がる暮らしも一生に一度か二度だからこそ、皆様に安心して家づくりを楽しんでいただけるように。今も未来も住まい手にとって、飽きることはない「いつでも特別」、それを実現するための家づくりを基本をご紹介します。