FAMILY HOME

OLD HOME,NEW LIFE

実家をどうするかは、簡単に決められることではありません。思い出があるから残したい。でも、このままでは住み続けることに不安がある。建て替えるべきか、直して住むべきか。家族の中でも考え方が違い、判断がつかないまま時間が過ぎていくこともあります。けれど実家の選択は、「残す」か「壊す」かの二択ではありません。状態を見極めながら、今の暮らしに合うかたちへ整えるという考え方もあります。このページでは実家をどう活かしていくか、その判断を整理していきます。

HOW TO

実家リノベーションは、工事の内容よりも、最初の判断で結果が大きく変わります。何を基準に考えればよいのか、その整理から始めていきます。

実家をどうするかは、単純な条件だけで決められるものではありません。建物の状態や費用といった現実的な要素に加えて、これからの暮らし方や家族の関係、将来の使い方まで含めて考える必要があります。思い出があるから残したいという気持ちと、このまま住み続けることへの不安。建て替えるべきか、整えて住み継ぐべきか。それぞれの考えが重なり合うことで、判断が難しくなっているケースも少なくありません。また、同じ実家でも、住む人や使い方によって最適な答えは大きく変わります。だからこそ、部分的な情報や印象だけで判断するのではなく、いくつかの視点から整理しながら考えていくことが重要です。

見た目では分からない部分も含めて、構造や劣化の状況を確認することが最初の判断になります。どこまで手を入れる必要があるのかによって、選択肢は大きく変わります。親和建設のリノベーションでは、無料で目視による調査と、有料の詳細な調査をご用意しています。

今の暮らしだけでなく、将来の家族構成や住み方まで考えることが重要です。若い世帯の住み替えなのか、持ち主である夫妻の終の棲家として整えるのか、未来を考えて二世帯住宅でなのかによって、求められる改修内容は変わっていきます。また、相続などが絡むケースは慎重に話し合う必要があり、親和建設ではそのサポートも対応可能です。

部分的に直す部分リノベーションを選択するのか、家全体を見直す(性能向上フルリノベーション)のかといったご予算と目的を整理することで、無理のない計画を立てることができます。親和建設では、暮らし方や建物の状態に合わせて、過不足のない改修範囲をご提案しています。

思い出や場所としての価値だけでなく、これからの暮らしとの関係を含めて考えることが重要です。この家を残すことでどんな暮らしが実現できるのかを整理することで、判断の軸が見えてきます。親和建設では住まいと暮らしの両面から、その価値を一緒に見つめ直していきます。

実家のリノベーションは、全ての家で同じように進められるわけではありません。築年数や当時の建築条件、建築地によってできることや進め方が変わる場合があります。そのため、計画の前に現状を正しく把握することが重要です。どのように整えるかを考えることが、結果として無理のない計画につながります。また親和建設の岡山の家のリノベーションでは、建築士が直接現地を調査しながらご要望に応じて、下記のような注意点と共に方向性をすり合わせていくことが大切です。

建てられた時期によって、現在の基準との関係で扱い方が変わることがあります。当時の図面や申請状況を確認することで、どのような改修が可能かを判断することができます。

増築や大きな間取り変更を行う場合、現在の法規との関係で制限が出ることがあります。また、確認申請の提出も必要になるケースが多いものです。二世帯住宅への変更を検討する場合は、事前の物件確認が重要です。

間取りや空間の変更は、構造によってできる範囲が異なります。柱や壁の配置によっては、希望する変更が難しい場合もあるため、上部構造評点で考える構造計画がプランニングと同時に必要になります。

実家リノベーションでは、全てを新しくすることが最適とは限りません。今の暮らしに対して広すぎる空間や、使われていない部屋をそのまま残すのではなく、必要なものを見極めて整理することが重要です。その考え方は、リノベーションを現実的なものにする方法でもあります。ケースによっては申請の難しさがある戸建リノベにおいて、確認申請を必要とせず、かつ安全性を守りながらできる方法なのです。それは減築を前提としたリノベーションで、性能向上を図ることで快適かつ安全性を担保した住まいとして現実的かつ無理のない家づくりとなります。

全ての実家を遺していけるわけではありません。状態や条件によっては、建て替えが適切な場合もあります。一方で、適切に見極めることで、これからも住み続けられる住まいとして遺していける家もあります。私たちは、ただ残すのではなく、これからの暮らしに合わせて整えながら、住まいを遺していくことを大切にしています。それは、建物だけでなく、そこで育まれてきた暮らしや家族のあり方、地域に馴染んできた景観を、未来へとつないでいくことでもあります。また、活かせるものを見極めて整えることは、不要な解体や新たな資源の消費を抑える、環境に対しても無理のない選択につながります。