おはようございます!中桐です。
今日はご報告です。
この度、弊社モデルハウス【GMZ】が正式にパッシブハウス認定を取得しました!
現在日本に約120棟、世界最高峰の証であるパッシブハウス認定。
岡山で4棟目、ここ倉敷では2棟目となります。
認定の連絡を頂いてからも、どこかまだ実感がなかったのですが、届いた認定書とプレートを設置して、少しずつ実感が湧いてきています。


世界のパッシブハウスデータベースに登録されました
さらに先日、今回の認定取得に伴いGMZは世界各地のパッシブハウスが登録掲載される【Passive House Database】にも正式に登録されました。
ぜひこちらからご覧ください。↓
https://passivehouse-database.org/details/8002

世界中の認定建物と並んで、岡山県倉敷市に建つ「GMZ Passive House」の名前が掲載されているのを見ると、また違う重みを感じます。
もちろん、認定取得やデータベースに載ること自体が目的ではありません。
それでも、私たちが設計し、いつものチームでつくり上げた建物の性能が、身内の評価や自社基準ではなく、国際的な基準に基づいて第三者に確認されたことには、大きな意味があると思っています。
「高断熱」「高気密」「省エネ」といった言葉は、今では多くの住宅会社が使うようになりました。
だからこそ、つくり手側がそう言っているだけではなく、設計・数値化・シミュレーション・施工精度・実測を含めて第三者が確認し、結果として残すこと。
家を建てる方にとって、それも一つの安心材料になるのではないでしょうか。
GMZにはその認定申請資料も置いてありますので、ぜひご覧になってください。
パッシブハウス認定は、何のためにあるのか
パッシブハウスと聞くと、「ものすごく断熱性能の高い家」というイメージを持たれるかもしれません。
いや、きっと「それって何?」と思われる方の方がまだまだ多いと思います。
その認識を変えていきたい。
昨今の地球環境やエネルギー問題から鑑みても増えていくべき、そう思っています。
とは言え、私たちが目指しているのは、数値競争や、認定を取るための家ではありません。
夏も冬も、家の中の温度差が少ないこと。
冷暖房に必要なエネルギーをできるだけ小さくすること。
光熱費やエネルギー価格の変化に、暮らしが大きく左右されにくいこと。
そして、そこで暮らす人が温度や湿度を過度に我慢することなく、自然体で毎日を過ごせること。
当たり前にある快適な性能の上で、それぞれの暮らしをつくっていくこと。
性能は、数字を競うためのものではなく、これから何十年と続く暮らしを支えるための土台です。
今回の認定は、その土台を国際的な基準に照らして確認してもらったものだと考えています。

性能の、その先にあるもの
繰り返しますが、私たちは性能だけでよい家ができるとは考えていません。
GMZは、私たちが掲げる建築思想【GREEN MODERN】を形にした最初のモデルハウスです。
未来を支える環境性能を土台に、日本的な情緒や地域性、素材が時間とともに変化していく美しさを、現代の建築としてモダンに表現する。
木や石、鉄、漆喰といった素材の持つ表情。
窓から入る光や、室内に落ちる影。
季節や時間によって少しずつ変わる空間。
そうした感覚的な心地よさも、住宅には欠かせないものだと思っています。



性能か、デザインか。
快適性か、地域らしさか。
どちらかを選ぶのではなく、高い性能を当たり前の土台としたうえで、その先にある暮らしや建築の豊かさをつくっていく。
GMZでは、その可能性に挑戦しました。
ぜひ、実際にご体感頂きたいと思っています。


関わってくださった皆さまへ
ここまで来ることができたのは、決して私たちだけの力ではありません。
日頃から支えてくださっているお客様や地域の皆さま。
一緒に家づくりに向き合ってくれた弊社スタッフ、協力業者の皆さま。
そして、惜しみなく多くのことを教えてくださった全国の諸先輩方や仲間たち。
関わってくださったすべての皆さまに、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!

認定を、次の一棟へ
パッシブハウス認定の取得は、一つの大きな節目ではありますが、決してゴールではありません。
むしろ、ここからが本当のスタートだと思っています。
GMZの設計や施工、認定までの過程では、多くのことを学びました。
うまくいったことだけでなく、難しかったことや、もっと改善できることもあります。
そこで得た知識や経験を、この一棟だけの特別なものにするのではなく、次の一棟、そのまた次の一棟へとつないでいく。
そして、すべての家がパッシブハウス認定を取得するかどうかにかかわらず、ここで得た考え方や技術を、私たちがこれからつくる住まいの質の向上に生かしていく。
それこそが、今回認定を取得した本当の意味だと思っています。
このレベルの住環境が、一部の特別な住宅だけではなく、いつか日本の家づくりのスタンダードになるように。
前回のブログでも書いたように、まだまだ力が及ばないことは百も承知していますが、今できることに一つずつ向き合い、次の家づくりへとつなげていきたいと思います。

9月4日〜6日は、GMZをご体感いただけます
そんな中、2026年9月4日(金)・5日(土)・6日(日)の3日間。
全国各地で【PASSIVEHOUSE OPENWEEKS 2026 SUMMER】が開催されます。
パッシブハウス認定物件や、認定水準の建物を実際に見学・体感できる全国一斉のイベントです。
もちろん、弊社のGMZパッシブハウスも参加します!
まだまだ暑さの残る9月だからこそ、数値や言葉だけでは伝わらない室内の温度感や空気感、その心地よさを、ぜひ実際に体感していただければと思います。

家づくりをご検討中の方はもちろん、「パッシブハウスって、実際にはどんな家なんだろう?」という方も大歓迎です。
また、弊社会場は地域の工務店や住宅関係の実務者の方にもご参加いただけます。
パッシブハウスや、これからの住宅性能にご興味のある方は、ぜひこの機会にお越しください。
詳しい開催情報とご予約はこちらからご確認いただけます。
PASSIVEHOUSE OPENWEEKS 2026 SUMMER|GMZパッシブハウス
皆さまにGMZでお会いできることを、楽しみにしています!
今日はご報告でした。
それでは、素敵な一日を!