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さて、私は7月中旬、岡山市にある岡山芸術創造劇場ハレノワ(中劇場)で行われた、ジャン・レノさんのソロパフォーマンス¨らくだ¨を観に行きました。

ジャン・レノさんはフランスの俳優で、リュック・ベッソン監督の「レオン」や「グラン・ブルー」など多くの映画に出演されています。
日本公演は、5月の東京を皮切りに、富山、兵庫、静岡、宮城、石川、高知、福岡、山口、京都、愛知、岡山でありました。
私は、千秋楽の一日前の公演に行きました。

中劇場のキャパは約800人。
チケットを取るとき自分で選べた座席は、前から8列目の真ん中でした。
演劇舞台用の劇場ということで、かなりこじんまりしており、舞台からとても近かったです。
パフォーマンスの内容としては、ジャン・レノさんの半生を、語り、演じ、時に歌って表現する独り舞台。
自身の人生は「らくだ」のようだと仰いました。
らくだのように派手さはないけれど、地に足をつけゆっくりと、かつ確実に前に進み、悲しいことも楽しいこともその背中に乗せ、砂漠を一歩一歩辛抱強く進んでいく姿を、自身になぞらえたのではと思いました。
そんなジャン・レノさんは、少年期の母親や友達との想い出、苦労した下積み時代の話、ヒット映画の出演話、日本CMの裏話など、たくさんの物語を表現しました。
ほぼフランス語で演じ、舞台の上に日本語字幕が出ました。
私は必死に字幕を追いかけながら、ジャン・レノさんの演技と交互に観ました。
時々、「ありがとう」「ドラえもん」など、片言の日本語も交じっていました。
時に笑いがおこる場面もあり、楽しかったです。
私は、映画「レオン」で彼を知り、「ミッション・インポッシブル」シリーズで観るようになりました。
その彼が目の前にいる、彼の演技を間近で見ることができる、その感動は一言では言い表せないほど、感慨深いものがありました。
また、観覧者の多くが年配の方々でした。
ご夫婦で来られている方もいらっしゃいました。
約1時間40分のパフォーマンスは、濃い時間でした。
舞台終了後、観客は立ち、スタンディングオベーションと大きな拍手が会場を包み込みました。
ジャン・レノさんは何度も袖から出てきて、その都度、丁寧におじぎをされました。
始まるまでは、独りパフォーマンスはどんなものだろう、と思っていましたが、舞台が始まれば彼の魅力にすぐ惹きこまれ、ジャン・レノさんの半生を一緒に巡る旅のような体験ができたことは、とても良かったし、大変感動しました。
このような機会があれば、また鑑賞してみたいなと思いました☺