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TOP / お知らせ・ブログ / 家づくりのこと / 空調塾第7・8・9回

家づくりのこと

空調塾第7・8・9回

2026/09/29

おはようございます!今週は4~5本ブログを書くつもりの中桐です。

先週書けなかった分、自責の念もあり一先ず宣言しておくことで、やるしかない状態にしておきます(笑)

どうぞお付き合いください。

 

まず今日1本目は、空調塾のこと。

先日、第9回を終え、いよいよ次回の第10回がラストとなりました。

この10回目に待っているのは、合否のある最終プレゼン。

ただ受講すれば修了、というわけにはいかないのが、この空調塾です…。

そこへ向けた振り返りも兼ねて、第7・8・9回のことをまとめて書いておこうと思います。

 

そして2本目は、先日の親和建設メディアウィークについて。

ラジオとテレビ番組の収録のお話と、放送のご案内です。

 

3本目は、こちらも先日開催した建築コミュニティ「釿始21」のこと。

副校長としても、これは書いておかねば。

 

4本目は、先日開催した「PHで学ぼう」Vol.11 防災・減災の回のお話。

あと、最後時間が許せば最近思うことを+αとして思うままに書いておきたいなと思っています。

 

はい、ということで、1本目いきます。空調塾。

 

第7回|家全体の空調設計を行う

第7回は、8月19日に大阪の熊取町で開催されました。

会場は建築コミュニティー「釿始」2代目校長でもあり、共に学ぶ仲間でもある野澤工務店 野澤さんの自邸です。

 

私とほぼ同時期にパッシブハウスに初挑戦し、無事に認定を取得されています。

ただ、なんとこちらは、ご実家のフルリノベーション(驚)

初挑戦がリノベとは、なかなかのチャレンジャーですよね。本当に尊敬します。

 

この日のゴールは、【家全体の空調設計を行う】

これです。いよいよです。

今まで学んできた点と点が、なんとなく結ばれていく感じの回でした

空調塾OBの参加が多かったのも納得ですね。

宿題復習の後、まずはメーカーごとのエアコンの特徴や再熱除湿について深掘りしながら、どのようなエアコンを選ぶべきか、という内容から始まりました。

 

再熱除湿と、エアコン選びの難しさ

ちなみに、再熱除湿について少し説明すると、

「暑くはないけど、ジメジメする」そんなとき、ありますよね。

エアコンで湿気を取るには、空気を冷やして水分を取り除く必要があります。

ただ、その冷たい空気をそのまま部屋へ戻すと、部屋が寒くなってしまいます。

そこで、水分を取り除いた空気を温め直してから、部屋へ戻す。

「再熱」、すなわち再び熱を与えるわけです。

要は部屋を寒くしすぎずに、ジメジメを取る機能ですね。

 

この機能、かなり良いように思えます。

実際、暑くはないのに湿気が多いときには役立ちます。

一方で、通常の冷房でも除湿はできます。というよりは冷房運転が一番除湿の効果は高い。

ただし、設定温度に達して冷やす働きが弱まったり止まったりすると、湿気を十分に取り切れないことがあります。

これを「サーモオフ」と言ったりします。

だからこそ、部屋を冷やしすぎず、必要な除湿をずっと続けられるように、機種や運転の仕組みを考えることが大切です。

 

ところが、各社の機能を見ていくと、これがなかなか複雑で…。

個人的にはなんだか、昔のガラケーのような雰囲気を感じます。

ガラケーを知らない世代の方もいるかもしれませんが…(笑)

「機能が多すぎて、使いこなせない…、というか誰も使ってない」みたいな感じです。

機能が多いからその家に合うとは限りません。しっかり選びましょう!

 

と言っても、一般の方がそこまで見極めるのは、なかなか難しいと思います。

だからこそ、建物の性能と空調の両方に詳しいビルダーに出会ってほしいなと思います。

そして、選んだエアコンの機能を最大限に発揮するにはどうするか。

空気をどう動かし、必要な場所へ届けていくか。

空調設計シートを使いながら、家全体で考えてみる。

そんな話が今回でした。とても重要な回だったと思います。

 

空気の動きについては、こちら↓の写真のイメージが個人的にわかりやすかったので、ひとつ紹介します。

 

講義の後は、いつもどおり懇親会に参加して、次の日の為にもその日のうちに岡山へ戻りました。

 

第8回|個別空間の空調設計を行う

第8回は、9月2日水曜日。

同じく大阪で、今回は国の登録有形文化財である「江戸堀コダマビル」にて開催されました。

こういう機会がなければ、なかなか中に入って見ることもありません。

会場そのものも、ひとつの学びになります。

 

そんな第8回のゴールは、【個別空間の空調設計を行う】です。

前回が家全体。今回は、個別の空間の検討です。

この回にもOBの皆さんが参加されていました。

やはり、第7・8回あたりは重要ですね。

 

「玄関が寒い」

「脱衣室が寒い」

そんな話を聞くことがあると思います。

 

家全体の空調を考えたうえで、こうした一つの場所をどう快適にするか。

そこを考えるのが、個別空間の空調設計ということです。

さらに、ダクトで全館空調を行う場合のダクト計画と、圧損(圧力損失)の話もありました。

ちょっと専門的ですが、圧損とは簡単にいうと、空気がダクトの中を通る際に抵抗を受け、圧力が失われることです。

送り出す力に対して抵抗が大きければ、必要な量の空気を届けられなくなります。

 

パッシブハウスなどで、ダクト式の第一種換気を採用するときにも関わる話です。

どのくらいの太さで、どんな種類のダクトを使い、どんな経路を通すのか。

ただつなげばよいわけではなく、必要な風量が届くように計画していきます。

そんな第8回でした。

 

この第7・8回を終えて、主要な講義はひと通り学んだ感じです。

これまでの学びを踏まえて、次の第9回へと続きます。

さすがに3回分はちょっと長いですね…(笑)

もう少しだけお付き合いください。

 

第9回|自分で設計し、実際の建物で確かめる

第9回は、9月24日木曜日。この日はなんと岐阜県へ。

講師である森さんの会社、鳳建設さんが岐阜県にあり、その手がけた実際の建物で開催されました。

 

空調塾では毎回宿題が出るのですが、今回は、実際の建物を対象に「空調設計をしてみてください」という課題でした。

それぞれが考えてきた計画を、参加メンバーみんなで見ながら、講評と解説を受けるのがメインの回です。

現地で実測したり、空気の流れを確認したりしながら進みました。

 

おそらく、ほかの皆さんもそうだったのではないかと思いますが、自分で空調設計を行い、その講評をしてもらうことで、私はめちゃくちゃピンときました。

「あー、なるほど。そういうことね」これが、今まで以上に多かった回でした。

話を聞いているときには、わかったつもりでも、自分でやってみると迷う。

そのうえで解説を聞くと、ようやく腑に落ちる、あの感じです。

第7回でつながり始めた点と点が、自分で設計することで、さらに結びついていく感じがしました。

 

講評の後は、これまでのまとめ。

改めて、この空調設計を行う意味や意義についても話がありました。

そして、もう一度「忘れないで」と念を押されたのが、結露についてです。

 

最後に、森さんから、

「これで私たちのターンは終わりです。次はみなさんのターンですので、次回のプレゼンを楽しみにしています」

という、なんとも緊張感のある言葉で締めくくられました。

ということでラスト10回目はこちらの番です。

 

最終プレゼンは、計画中のお客様の住まいで

いよいよ最終プレゼン。

私は、現在計画中のお客様の住まいを題材に、空調計画をプレゼンする予定です。

ここまで学んできたことを、実際の家づくりに落とし込んでいきます。

もちろん、合格は目指しますが、その先にあるのは、お客様が快適に暮らせる住まいをつくること。

そんな家づくりを、この日本で当たり前にしていくことです。

学んだことを、しっかり活かしていきたいと思います。

 

とはいえ、この空調講座。

プレゼンの出来によっては、容赦なく不合格になります。

実際に、不合格になる方も少なくないと聞いています。

怖いのは、ある程度できていても、これを間違えたら「一発アウト」というポイントがいくつかあるとのこと。

ホント怖いですね…(笑)

合格はもちろん、不合格だった場合も、正直にここでご報告します!

 

決戦は、10月14日(水)

もちろん合格するつもりですが、報告が遅かったら察してください(笑)

それでは、頑張ってきます!

 

以上、空調塾のお話でした。次の2本目も明日にはUPします。

それでは素敵な一日を!               

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