スタッフブログ

2026.07.14

空調塾第3回・第4回

おはようございます。

最適な睡眠時間を模索中の中桐です。

5時間?6時間?

 

さて、今日は空調塾の続編です。

毎回書くと宣言しておきながら、第3回を書く前に第4回を迎えてしまいました(汗)

しかも、第4回は弊社パッシブハウスモデルGMZにて開催されましたので、本来は分けて書いた方が良いのでしょうがまとめて書きます。ご容赦ください(笑)

 

まずは第3回。

こちらは、大阪にあるATC(アジア太平洋トレードセンター)というオフィスタワー内の9階、さまざまな国内外の商品が展示されているIHPCATC輸入住宅促進センター)のセミナールームにて開催されました。

結局どこ??みたいな感じだと思いますが、要は大阪の南の方です。

参加者の中にこちらに展示されている方がおられ、今回この会場が選定されました。

前回同様に、宿題の解説から始まり、本編へ。


今回は、【空気線図と単位変換を使って、あらゆる空気の変化を数字で把握できるようにする】回です。

と言っても、なかなか難しく、反復演習が必要ですね。

実際に風量計でエアコン吹き出し口からの空気を測定したり。

↑昔どこかで見た「三銃士」みたいですよね。古い?(笑)

 

さて、突然ですがここで問題です!

1日の平均外気温湿度が30℃75%であった場合、26℃60%に保たれた家で、約150m³/hの換気があると、換気のためだけに1日に何Lの水分を除湿せねばならないか?】

講義の中でこんな問題がでます。なんのこっちゃって思いますよね

答えは、約33Lなのですが、こういうことを、根拠を持って論理的に示せるようになります。

もちろん、個人差はあると思いますが私がお客様だったら、この説明を聞くと嬉しくなりますね。

 

いつも言っていますが、よりよい家づくりにおいて、本質的に優れた高断熱高気密住宅というのは、こういった空気のことも考えられている住まいだと思います。

単にUa値や気密の数値を競っただけの高性能では、その数値が持つ本当の力は発揮できていません。

日射の取得・遮蔽のパッシブ的な要素と換気・空調の空気の設計。

これらが本当に大切です。

もっと一般のお客様に伝わるように、私たちが出来ることはまだまだ多くあると思っています。

大手ハウスメーカーのような知名度も資金力もない、私たち地域工務店ができること。

いつも考えさせられます。頑張ろう!

 

ということで、長くなるので第3回の目的をもう一度。

【空気線図と単位変換を使って、あらゆる空気の変化を数字で把握できるようにする】という回でした。

いつものように5時間学び、懇親会でみなさんと率直な意見交換を行い解散。

そんな大阪での1日でした。

 

そして、つい先日開催された第4回。

こちらは前回のブログで案内したように、弊社パッシブハウスモデルGMZにて開催されました。

参加者の自社物件での開催は、私が一発目です。

勝手がいまいち分かっていませんでしたが、このあたりは【PHで学ぼう】シリーズを開催していることで慣れもあり、準備自体はそれほど大変ではありませんでした。

ただ、みなさんPCやタブレット等を使うので、電源とテーブルができるだけ確保できるよう、キッチンシンクに蓋をしてテーブルにしたり、カウンター廻りを片付けて座席数を確保したり、そんな感じでレイアウトを組みました。

岡山の工務店仲間もスポット参加されたので、合計17名の実務者のみなさんが集まりました。

一度にこの人数の実務者が入ったのは、昨年のPHJ・釿始の見学会以来ですかね。

この日は湿度がものすごく高く、実験として窓も開けていたりしたのですが、みなさんからは快適に学べたとの感想をいただきました。

一安心するとともに、パッシブハウスのポテンシャルを改めて実感しました。

はい、前置きが長くなりましたが、第4回は【エアコンの仕組みを理解する】という、実験も含めた回でした。

純粋に面白かったです。

↓のサーモ画像はペットボトルに空気を目一杯入れ圧力をかけた状態です。

右の方が持っているペットボトルが白くなっていて温度が高いのが分かると思います。

「圧縮すると熱くなる」→「熱を外に捨てる」→「圧力を下げると冷たくなる」→「冷たくなった冷媒で部屋の熱を奪う」

こんなことが起きています。

冷房は、部屋の熱を外へ捨てる仕組み。暖房はその逆で外の熱を室内に運ぶ仕組み。

だからエアコンは熱をつくる機械というより、正確には熱を移動させる機械ですね。

この仕組みを理解することが今回のゴール。

また、GMZで採用しているLIXILの【エコエアfine】についても、吹き出し口から出ている風量を実測し。

そこから〇Wのエネルギ―が使われているか等々、机上の理論から、徐々に実務に落とし込む段階へなってきました。

そして今回も、5時間の講義のあと懇親会へ。

せっかくの倉敷で初めての方も多数おられたので「THE美観地区」という通りを歩きお店へご案内しました。

倉敷の方にはお馴染みのこの景色です。

子どもの頃から当たり前にそこにあって、何とも思っていなかったこの風情や趣。

なんだか最近は、特に心地よく、素敵な情景に感じます。

私も歳を重ねたということでしょうか(笑)

みなさんからも好評で、喜んでもらえて嬉しく思います。

 

それぞれの地域で、それぞれの良さを、そこに根付く者たちがしっかりとつないで未来へ遺していく。

人も、家も、文化もそうです。

その大切さを改めて感じた瞬間でもありました。

 

10回の空調講座も、早くも中盤です。

次回は大阪にて、なんと6時間の講義。課題もしっかりして臨みたいと思います。

そんな3回目、4回目でした。皆さま、お疲れ様でした!

 

さて、弊社の井上もブログで宣伝してくれていましたが、今週土曜日はPHで学ぼうVol.9【こどもと地球】です。

地球環境やエネルギーの話を、分かりやすくお伝えします。

小学校の自由研究にも使える内容かと思いますし、なにより単純に面白いと思います。

 

すぐ埋まるかなと思ったのですが、意外とまだまだ空きがあります(驚)

土曜日の午前中、涼しくて心地良いパッシブハウスにて親子で学ぶ。

いかがでしょうか??ということで、ギリギリまで募集中です!ぜひご参加ください♪ 

 

ご予約はこちらから。

 

それでは、素敵な一日を!