スタッフブログ

2026.04.11

風量測定と長野視察

おはようございます!

イラン情勢が非常に心配な中桐です。(多分みんなですね…)

とはいえ、止まっていても仕方ないので今出来ることをやり続けていきます!

 

さて、4月になり新年度スタートしましたね!

ここ倉敷市でも入学式・始業式が終わり、子ども達の登校するにぎやかな声が戻ってきました。

4月は最初から慌ただしく色々な出来事があったので順番に書いていこうと思います。

今日は【1日と2日】のことを。

 

4月1日 GMZの風量測定

まず1日は弊社モデルGMZで風量測定(再測定)を行いました。

風量測定とは、換気計画における24時間換気が計画通りにしっかりできているかの確認です。

要するに、家の空気をしっかり新鮮な空気に交換できているかのチェックです。

室内環境にはこの「換気」という概念は非常に重要で、「断熱」と「気密」と「換気」は密接な関係があります。

今となってはよく言われていることですし、当たり前ですがどんなに断熱が優れていても、気密が悪いとその断熱性を発揮できません。逆も然りです。

そして、その断熱と気密がしっかりできてこそ、計画換気が計画通りに働きます。

その建物ごとの適切な換気量で無理なく無駄なく換気することでエネルギー、即ち熱ロス=電気代も抑えられます。

GMZではその換気システムに空調一体型のLIXIL「エコエアFine」を採用しています。

この設備でのパッシブハウス認定はまだ1棟もなく、無事認定が取れれば国内唯一の国産での一体型全館換気空調システムとなります。

ちなみに今回、再検査をする理由は何か指摘やチェックが入ったとかではなく、完成から半年以上経ち、建物と設備がある程度馴染んだ頃にもう一度確かめようと、お世話になっている高松のプラン・リーブルの高岡利香さんからの提案で実施しました。

3回測りますが結果は半年以上前の初回よりも安定していて、全て計画とほぼドンピシャ。良かった関わってくださった皆さんに感謝です!

換気・空調は本当に奥が深く、知れば知るほど、その難しさ、繊細さを痛感するところです。

今後もしっかり学んでよりよい家づくりにつなげていきたいと思います。

私は、今回パッシブハウス初挑戦です。

認定された設備でなく申請上は不利に働くにもかかわらず、こちらを採用したのには理由があります。

もちろん実物を見学に行き、良いと思ったのはもちろんですが、パッシブハウス初挑戦において、空調・換気をどうするかは、挑戦する上での一つの大きなハードルになります。(私もそうでした)

そこで、みなさん馴染みのある国内メーカーのLIXILさんの設備でパッシブハウス認定が取れるとなれば、これから挑戦する方の参入障壁を少し和らげることができると考えたからです。

私は、認定はどうであれ世界の住宅事情、環境の面からみてもこのパッシブハウスレベルの家づくりがもっと普及していくべきだと考えています。これが小さくてもその一助になれればという思いもあり採用しました。

もちろん、最初なので色々大変でしたし認定に向けての最終の結果は分かりませんが、良い室内環境であることは、今回の再検査でも確認できましたし、間違いないです。

ぜひ、これから暑くなってきますのでまた夏のパッシブハウスを体感しにいらしてください♪

 

4月2日 長野視察(木造1000㎡オフィス)

そしてそして2日は長野県須坂市へ行ってきました!

高性能非住宅「木造1000㎡オフィス」の視察です。

このプロジェクト、元請の池田住建企画」さんはなんと私達と同じ地域工務店。

しかも社員2人で営まれている地域密着型の会社さんです。

その地域工務店が、新潟の建築コミュニティ「住学」で知り合った仲間と共に、ゼネコンを下請けにして建築する。

これ、なかなか夢がある話だと思いませんか?そんな日本初のプロジェクトです。

以前から代表の池田さんとは交流があり、本当の完成見学会前の内内で開催されるプレ見学会にご招待いただきました

「完成したら伺いますね」と約束もしていたので、それなら早い方が良いと早速参加してきました。

意匠は私、構造はあなた、空調設備は彼で、照明計画は彼女、全体の統括はあの人、みたいな感じで、まるで主人公が仲間を集めて、荒波を乗り越えていく漫画やアニメの物語のように進んでいったこのプロジェクト。

まさに、これからの時代に必要な協業力】という新たな能力を見事に体現した結果だと思います。

 

同業者の方は特に、参考になると思いますので今月24・25日の見学会へぜひ参加してみてください。

見学会案内はこちら行政、一般企業、銀行、建設業界向け)

プロモーションYouTubeはこちら

 

この規模の建物は通常、鉄骨造が主流ですが、今の技術・知識・経験があれば、十分に木造で成立することも実証されています。木造で建てることで、

・建築コストの抑制

・高性能化のしやすさ

・冷暖房費などランニングコストの削減

・働く人の快適性向上

・デザインの自由度

といった、多くのメリットもあり、とても魅力ある展開だと思います。

「鉄骨でしか無理」という思い込みが、今後こういったプロジェクトにより認識が変わってくると思います。

 

私も中規模木造は取り組みたいことの一つで、特に、保育園・幼稚園・老人ホーム・介護施設等の、本来最も良質な室内環境で過ごすべき場所を、本質を捉えた木造で整えたいと思っています。

非住宅案件を考えられている事業者様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お声掛けください。

さらにこの日は、久しぶりに岐阜のリヴアース大橋さんともお会いでき実りある1日となりました。

↓大橋さん(左)と池田さん(右)

あまり良いニュースの少ない建築業界ですが、素敵な建築とそのプロセスに希望を感じたそんな1日になりました。

しっかり今後に活かしていきます!

池田さん、みなさんありがとうございました!

 

翌日の始発で岡山へ戻り、そのままGMZパッシブハウスにて行う「PHで学ぼう」イベントの準備。

その話しは次回のブログで書こうと思います。

それでは、素敵な週末を!