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2025.08.04

快挙!

こんにちは。井上です。

 

いよいよ8月5日から、全国高校野球選手権大会が始まりますね。

49校のうち、どのチームが頂点に立つのでしょうか。

岡山県からは岡山学芸館高等学校が出場します。

2年連続4度目だそうです。

是非とも、決勝まで頑張って勝ち進んでいって欲しいです。

 

以前このブログにも書きました私のお気に入りのcake屋¨PATISSERIE MASAKI¨さん(倉敷市三田)。

そのシェフパティシエの正木辰宜さん(36歳)が、7月23日東京で行われた「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー日本国内予選」の一次審査(書類と試食)を通過し、二次審査(実技)のC部門(アントルメ・グラッセと氷彫刻)(アントルメ・グラッセとはアイスケーキのことです)で、なんと!優勝しました!! 👏

3度目の日本予選挑戦(前回は2位)で勝ち取ったそうです。

その優勝作品がこちら(PATISSERIE MASAKIさんのInstagramより。正木さんの了承を得て掲載しています)。

 

 

テーマは「Bird talk」だそうです。

美しいですね

特に氷彫刻は、四角い大きな氷の塊を、道具を使い大胆かつ繊細に削っていくのです。

数えきれないほどの努力や練習を重ねたからこそ、このような素晴らしい作品を作ることが出来たのだと思います。

本当に凄いです。

 

この二次審査ではA部門(シェア・デザートとアメ細工のピエスモンテ)、B部門(デザートとチョコレート細工のピエスモンテ)もあり、A部門は帝国ホテル(東京)の丸山菜月さん(27歳)、B部門はグルメ和光(東京)の飯岡奈々さん(32歳)が優勝されました👏

 

丸山さんの作品がこちら(ご本人の承諾を得て掲載)。

 

 

綺麗ですね。

テーマは「再生化学エネルギー」。

アメ細工は、基本的に、80℃ほどに熱した飴を使い、手袋をつけて、引っ張ったり伸ばしたりして作っていきます。

一定温度を保つため、ランプは必須で、細かい温度調整をしながらの作業になります。

扱いがとても難しいと思いますが、このような技術、ほんとうに素晴らしいと思います。

丸山さんは2度目の日本予選挑戦で、前回は4位だったそうで、そこからの優勝ということで、相当な努力をしてこられたのだと思いました。

 

なお、飯岡さんへ只今連絡を取っており、作品写真を載せることはできませんが、返事がきましたら、またの機会にブログへ載せたいと思います。

 

AC部門(決勝進出者は計24名)で優勝した3名が日本代表チームを結成(リーダーは正木さん)、2026年のアジア大陸予選を経て、20271月のフランス・リヨンでの本選(毎大会20カ国前後参加)に挑みます。

その本選、通称「クープ・デュ・モンド」はパティシエ・コンクールの最高峰でもあります。

 

競技内容は、飴細工、チョコレート細工、氷彫刻の3種のアートピエス、そして、味覚部門は シェア・デザート、フローズン・デザート、レストランデザート、フローズン・ロリポップの4種で、パティシエの技能や知識が存分に発揮されるものになっており、世界を代表するパティシエによる厳正な審査が行われます。

 

この世界大会は2年に一度開催されるコンクールで、日本は20132021年大会まで 惜しくも5大会連続2位でしたが、前々回の2023年と前回の2025年ともに日本代表チームが見事 優勝、2連覇しました。

著作権の関係で、優勝作品写真をここに載せることは出来ません。

詳しくは、クープ・デュ・モンドJapanのホームページ https://www.cdmp-japan.jp/result/ をご覧ください。

 

ちなみに、1989年から始まり、前回までに19回行われたたこの大会。

これまでに優勝した主な国と回数は、フランスが8回、次に日本(4回)、そしてイタリア(3回)となります。

 

そんな強豪国がいる中での大会ですが、正木さん達には、是非とも3連覇して欲しいです。

2年後というと長いようですが、これから頑張っていく選手たちにとっては、あっという間かもしれません。

まずは、アジア大会予選首位突破ですね💪🔥

今後の動向に目が離せません♪